アカデミー主演男優賞(Academy Award for Best Actor)は、映画の世界最高峰といわれるアカデミー賞の中でも、
最も注目を集める部門のひとつです。その年に公開された作品の中から、主演としてもっとも優れた演技を見せた俳優に贈られます。
1920年代の創設期から現在に至るまで、受賞者たちの名前はそのまま映画史の年表にも刻まれてきました。
🎬対象:1本の長編映画での主演
🗳️選考:映画芸術科学アカデミー会員の投票
🌍世界的な知名度と影響力
アカデミー主演男優賞は、単に「演技がうまい」だけではなく、役の難しさ・物語への貢献度・その年の映画界に与えたインパクトなど、 さまざまな要素が総合的に評価されます。実在の人物を演じる伝記映画から、社会派ドラマ、歴史大作、コメディまで、 作品のジャンルは多岐にわたり、時代ごとの価値観や社会背景が色濃く反映されるのも特徴です。
また、主演男優賞のラインナップを年代ごとに眺めていくと、
- どの時代にどんなスターが活躍していたのか
- どのようなテーマやジャンルが好まれていたのか
- 映画の表現や価値観がどう変化してきたのか
といったことが一目で分かります。 このページでは、1920年代から2020年代までのアカデミー主演男優賞の受賞者・ノミネート俳優を年代別に整理しました。 気になる俳優や作品を見つけたら、そのままタップして作品をチェックしてみてください。📱✨
- 🎬 2020年代 パンデミックと配信時代が塗り替えた主演男優像
- 🎬 2010年代 ストリーミング台頭と“実在の人物”の黄金期
- 🎬 2000年代 スター俳優たちの「成熟」とダークヒーローの時代
- 🎬 1990年代 “名優の時代”とヒューマンドラマ黄金期
- 🎬 1980年代 アメリカン・ニューシネマの余韻と「個」のドラマ
- 🎬 1970年代 反戦・社会派ドラマと“演技派スター”の黄金期
- 🎬 1960年代 公民権運動と社会派ドラマが交差した10年
- 🎬 1950年代 テレビ時代の到来と“銀幕スター”の円熟
- 🎬 1940年代 戦時下ハリウッドと人間ドラマの深化
- 🎬1930年代 スター俳優とハリウッド黄金期の幕開け
- 🎬 1920年代 サイレントからトーキーへ、映画賞が生まれた時代
🎬 2020年代 パンデミックと配信時代が塗り替えた主演男優像
2020年代のアカデミー主演男優賞は、新型コロナ禍とストリーミング・プラットフォームの台頭という大きな環境変化の中で進んでいます。
映画館の閉鎖や公開延期が相次ぐ一方、Netflix や Amazon など配信系作品からも多数のノミネートが生まれ、
『ファーザー』『ドリームプラン』『ザ・ホエール』『オッペンハイマー』といった
重厚な人間ドラマが主演男優賞レースを牽引しました。
ベテランから新鋭まで、多様なバックグラウンドを持つ俳優たちが並び立つのも、この10年ならではの特徴です。
| 年 | 受賞者・ノミネート俳優 | 作品名(邦題) |
|---|---|---|
| 2024 | 🏆 受賞 エイドリアン・ブロディ ティモシー・シャラメ コールマン・ドミンゴ レイフ・ファインズ セバスチャン・スタン | |
| 2023 | 🏆 受賞 キリアン・マーフィー ブラッドリー・クーパー コールマン・ドミンゴ ポール・ジアマッティ ジェフリー・ライト | |
| 2022 | 🏆 受賞 ブレンダン・フレイザー オースティン・バトラー コリン・ファレル ポール・メスカル ビル・ナイ | |
| 2021 | 🏆 受賞 ウィル・スミス ハビエル・バルデム ベネディクト・カンバーバッチ アンドリュー・ガーフィールド デンゼル・ワシントン | |
| 2020/21 | 🏆 受賞 アンソニー・ホプキンス リズ・アーメッド チャドウィック・ボーズマン(死後のノミネート) ゲイリー・オールドマン スティーヴン・ユァン |
🎬 2010年代 ストリーミング台頭と“実在の人物”の黄金期
2010年代のアカデミー主演男優賞は、実在の人物の伝記映画が目立つ10年でした。
『英国王のスピーチ』『リンカーン』『博士と彼女のセオリー』『ボヘミアン・ラプソディ』『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』など、
歴史上の人物や有名人を演じた俳優が次々とオスカー像を手にしています。
一方で、『レヴェナント: 蘇えりし者』『ダラス・バイヤーズクラブ』『ジョーカー』のように、 肉体改造や極端な役作りも話題になり、演技賞が「役への没入度」を競う場としてより可視化された時代でもあります。
| 年 | 受賞者・ノミネート俳優 | 作品名 |
|---|---|---|
| 2019 | 🏆 受賞 ホアキン・フェニックス アントニオ・バンデラス レオナルド・ディカプリオ アダム・ドライヴァー ジョナサン・プライス | |
| 2018 | 🏆 受賞 ラミ・マレック クリスチャン・ベール ブラッドリー・クーパー ウィレム・デフォー ヴィゴ・モーテンセン | |
| 2017 | 🏆 受賞 ゲイリー・オールドマン ティモシー・シャラメ ダニエル・デイ=ルイス ダニエル・カルーヤ デンゼル・ワシントン | |
| 2016 | 🏆 受賞 ケイシー・アフレック アンドリュー・ガーフィールド ライアン・ゴズリング ヴィゴ・モーテンセン デンゼル・ワシントン | |
| 2015 | 🏆 受賞 レオナルド・ディカプリオ ブライアン・クランストン マット・デイモン マイケル・ファスベンダー エディ・レッドメイン | |
| 2014 | 🏆 受賞 エディ・レッドメイン スティーブ・カレル ブラッドリー・クーパー ベネディクト・カンバーバッチ マイケル・キートン | |
| 2013 | 🏆 受賞 マシュー・マコノヒー クリスチャン・ベール ブルース・ダーン レオナルド・ディカプリオ キウェテル・イジョフォー | |
| 2012 | 🏆 受賞 ダニエル・デイ=ルイス ブラッドリー・クーパー ヒュー・ジャックマン ホアキン・フェニックス デンゼル・ワシントン | |
| 2011 | 🏆 受賞 ジャン・デュジャルダン デミアン・ビチル ジョージ・クルーニー ゲイリー・オールドマン ブラッド・ピット | |
| 2010 | 🏆 受賞 コリン・ファース ハビエル・バルデム ジェフ・ブリッジス ジェシー・アイゼンバーグ ジェームズ・フランコ |
🎬 2000年代 スター俳優たちの「成熟」とダークヒーローの時代
2000年代のアカデミー主演男優賞は、名優たちの円熟した演技と、アンチヒーロー/アウトサイダーを描いた作品が目立った時代です。
ラッセル・クロウ、デンゼル・ワシントン、ショーン・ペン、フィリップ・シーモア・ホフマンらが重厚な役柄で受賞し、同時に インディペンデント系の小規模作品からもジェフ・ブリッジス(『クレイジー・ハート』)のような印象的な受賞者が生まれました。
戦争のトラウマ、社会不安、家族崩壊など、2000年代ならではの社会背景を映し出したドラマが多く、主演男優賞の顔ぶれを見るだけで 「どんな時代だったのか」が見えてくるラインナップになっています。
ラッセル・クロウ、デンゼル・ワシントン、ショーン・ペン、フィリップ・シーモア・ホフマンらが重厚な役柄で受賞し、同時に インディペンデント系の小規模作品からもジェフ・ブリッジス(『クレイジー・ハート』)のような印象的な受賞者が生まれました。
戦争のトラウマ、社会不安、家族崩壊など、2000年代ならではの社会背景を映し出したドラマが多く、主演男優賞の顔ぶれを見るだけで 「どんな時代だったのか」が見えてくるラインナップになっています。
| 年 | 受賞者・ノミネート俳優 | 作品名 |
|---|---|---|
| 2009 | 🏆 受賞 ジェフ・ブリッジス ジョージ・クルーニー コリン・ファース モーガン・フリーマン ジェレミー・レナー | |
| 2008 | 🏆 受賞 ショーン・ペン リチャード・ジェンキンス フランク・ランジェラ ブラッド・ピット ミッキー・ローク | |
| 2007 | 🏆 受賞 ダニエル・デイ=ルイス ジョージ・クルーニー ジョニー・デップ トミー・リー・ジョーンズ ヴィゴ・モーテンセン | |
| 2006 | 🏆 受賞 フォレスト・ウィテカー レオナルド・ディカプリオ ライアン・ゴズリング ピーター・オトゥール ウィル・スミス | |
| 2005 | 🏆 受賞 フィリップ・シーモア・ホフマン テレンス・ハワード ヒース・レジャー ホアキン・フェニックス デヴィッド・ストラザーン | |
| 2004 | 🏆 受賞 ジェイミー・フォックス ドン・チードル ジョニー・デップ レオナルド・ディカプリオ クリント・イーストウッド | |
| 2003 | 🏆 受賞 ショーン・ペン ジョニー・デップ ベン・キングズレー ジュード・ロウ ビル・マーレイ | |
| 2002 | 🏆 受賞 エイドリアン・ブロディ ニコラス・ケイジ マイケル・ケイン ダニエル・デイ=ルイス ジャック・ニコルソン | |
| 2001 | 🏆 受賞 デンゼル・ワシントン ラッセル・クロウ ショーン・ペン ウィル・スミス トム・ウィルキンソン | |
| 2000 | 🏆 受賞 ラッセル・クロウ ハビエル・バルデム トム・ハンクス エド・ハリス ジェフリー・ラッシュ |
🎬 1990年代 “名優の時代”とヒューマンドラマ黄金期
1990年代は、アメリカ映画がヒューマンドラマの黄金期を迎え、主演男優賞も 演技派・実力派の名優たちが次々と受賞した decade でした。
大人の葛藤、司法・社会問題、戦争ドラマ、ミステリーなど、シリアスで骨太なテーマが多く、
アル・パチーノ、トム・ハンクス、ニコラス・ケイジ、ジェフリー・ラッシュなどの受賞作は
その時代の価値観とアメリカ社会の空気感を象徴しています。
| 年 | 受賞者・ノミネート俳優 | 作品名 |
|---|---|---|
| 1999 | 🏆ケヴィン・スペイシー ラッセル・クロウ ショーン・ペン ダンゼル・ワシントン リチャード・ファーンズワース | |
| 1998 | 🏆ロベルト・ベニーニ イアン・マッケラン ニック・ノルティ エドワード・ノートン トム・ハンクス | |
| 1997 | 🏆ジャック・ニコルソン ロバート・デュヴァル マット・デイモン ピーター・フォンダ ダスティン・ホフマン | |
| 1996 | 🏆ジェフリー・ラッシュ ビリー・ボブ・ソーントン トム・クルーズ レイフ・ファインズ ウディ・ハレルソン | |
| 1995 | 🏆ニコラス・ケイジ リチャード・ドレイファス アンソニー・ホプキンス ショーン・ペン マシュー・マクノヒー | |
| 1994 | 🏆トム・ハンクス モーガン・フリーマン ナイジェル・ホーソーン ポール・ニューマン ジョン・トラボルタ | |
| 1993 | 🏆トム・ハンクス ダニエル・デイ=ルイス ローレンス・フィッシュバーン アンソニー・ホプキンス リーアム・ニーソン | |
| 1992 | 🏆アル・パチーノ ロバート・ダウニー・Jr. クライヴ・オーウェン デンゼル・ワシントン スティーヴン・レイ | |
| 1991 | 🏆アンソニー・ホプキンス ロビン・ウィリアムズ ロバート・デ・ニーロ ニック・ノルティ ウォーレン・ビーティ | |
| 1990 | 🏆ジェレミー・アイアンズ ケヴィン・コスナー ロバート・デ・ニーロ ジェラルド・マクレイニー リチャード・ギア |
🎬 1980年代 アメリカン・ニューシネマの余韻と「個」のドラマ
1980年代のアカデミー主演男優賞は、ニューシネマ以降のリアル志向を引き継ぎつつも、
システムの中で葛藤する個人を描いた濃密なキャラクタードラマが中心となった時代です。
ボクシング伝説を壊れた男として演じた『レイジング・ブル』、老いと家族を見つめる『黄昏』、 歴史と政治を背負った『ガンジー』など、1980年代のハリウッドは「一人の人生」に世界の縮図を託していきました。
ボクシング伝説を壊れた男として演じた『レイジング・ブル』、老いと家族を見つめる『黄昏』、 歴史と政治を背負った『ガンジー』など、1980年代のハリウッドは「一人の人生」に世界の縮図を託していきました。
| 年 | 受賞者・ノミネート俳優 | 作品名 |
|---|---|---|
| 1989 | 🏆 受賞ダニエル・デイ=ルイス ケネス・ブラナー トム・クルーズ モーガン・フリーマン ロビン・ウィリアムズ | |
| 1988 | 🏆 受賞ダスティン・ホフマン ジーン・ハックマン トム・ハンクス エドワード・ジェームズ・オルモス マックス・フォン・シドー | |
| 1987 | 🏆 受賞マイケル・ダグラス ウィリアム・ハート マルチェロ・マストロヤンニ ジャック・ニコルソン ロビン・ウィリアムズ | |
| 1986 | 🏆 受賞ポール・ニューマン デクスター・ゴードン ボブ・ホスキンス ウィリアム・ハート ジェームズ・ウッズ | |
| 1985 | 🏆 受賞ウィリアム・ハート ハリソン・フォード ジェームズ・ガーナー ジャック・ニコルソン ジョン・ボイト | |
| 1984 | 🏆 受賞F・マーリー・エイブラハム ジェフ・ブリッジス アルバート・フィニー トム・ハルス サム・ウォーターストン | |
| 1983 | 🏆 受賞ロバート・デュヴァル マイケル・ケイン トム・コンティ トム・コートネイ アルバート・フィニー | |
| 1982 | 🏆 受賞ベン・キングズレー ダスティン・ホフマン ジャック・レモン ポール・ニューマン ピーター・オトゥール | |
| 1981 | 🏆 受賞ヘンリー・フォンダ ウォーレン・ベイティ バート・ランカスター ダドリー・ムーア ポール・ニューマン | |
| 1980 | 🏆 受賞ロバート・デ・ニーロ ロバート・デュヴァル ジョン・ハート ジャック・レモン ピーター・オトゥール |
🎬 1970年代 反戦・社会派ドラマと“演技派スター”の黄金期
1970年代のアカデミー主演男優賞は、ベトナム戦争後のアメリカ社会の不安、政治不信、そして個人の孤独を映し出した 社会派ドラマの黄金期といえる時代。
アル・パチーノ、ダスティン・ホフマン、ジャック・ニコルソンらが主演俳優として台頭し、 “演技の時代”を象徴する濃密な受賞作が並びました。
| 年 | 受賞者・ノミネート俳優 | 作品名 |
|---|---|---|
| 1979 | 🏆ダスティン・ホフマン ジャック・レモン アル・パチーノ ロイ・シャイダー ピーター・セラーズ | |
| 1978 | 🏆ジョン・ヴォイト ゲイリー・ビジー ロバート・デ・ニーロ ローレンス・オリヴィエ ウォーレン・ビーティ | |
| 1977 | 🏆リチャード・ドレイファス ウディ・アレン リチャード・バートン マーク・ハミル ジョン・トラボルタ | |
| 1976 | 🏆ピーター・フィンチ ロバート・デ・ニーロ ジャン=リュック・シャルボニエ ジャコモ・ロッシ=スチュアート シルヴェスター・スタローン | |
| 1975 | 🏆ジャック・ニコルソン ウォルター・マッソー アル・パチーノ マキシミリアン・シェル ジェームズ・ホイットモア | |
| 1974 | 🏆アート・カーニー アル・パチーノ ダスティン・ホフマン バート・レイノルズ ジャック・ニコルソン | |
| 1973 | 🏆ジャック・レモン マーシャル・ヘイズ アル・パチーノ ロバート・レッドフォード ポール・ニューマン | |
| 1972 | 🏆マーロン・ブランド マイケル・ケイン ローレンス・オリヴィエ ピーター・オトゥール ポール・ウィンフィールズ | |
| 1971 | 🏆ジーン・ハックマン ピーター・フィンチ ウォルター・マッソー ジョージ・C・スコット チャールズ・アズナヴール | |
| 1970 | 🏆ジョージ・C・スコット メルヴィン・ダグラス ジェームズ・ステイシー ライアン・オニール アリ・マッグロー |
🎬 1960年代 公民権運動と社会派ドラマが交差した10年
1960年代は、アメリカ社会が公民権運動や価値観の転換に揺れた decade でした。
アカデミー主演男優賞でも、『アラバマ物語』『野のユリ』『夜の大捜査線』など、
人種差別や司法、倫理といった社会問題に真正面から向き合う作品が次々と受賞・ノミネートされています。
同時に、『マイ・フェア・レディ』『エルマー・ガントリー/魅せられた男』のようなクラシカルな娯楽性と、
60年代後半のニューシネマ的な空気が入り混じり、旧来ハリウッドと新しい時代の境目がくっきりと浮かび上がる10年です。
| 年 | 受賞者・ノミネート俳優 | 作品名 |
|---|---|---|
| 1969 | 🏆 受賞 ジョン・ウェイン リチャード・バートン ダスティン・ホフマン ピーター・オトゥール ジョン・ヴォイト | |
| 1968 | 🏆 受賞 クリフ・ロバートソン アラン・アーキン アラン・ベイツ ロン・ムーディー ピーター・オトゥール | |
| 1967 | 🏆 受賞 ロッド・スタイガー ウォーレン・ベイティ ダスティン・ホフマン ポール・ニューマン スペンサー・トレイシー(死後のノミネート) | |
| 1966 | 🏆 受賞 ポール・スコフィールド アラン・アーキン リチャード・バートン マイケル・ケイン スティーブ・マックイーン | |
| 1965 | 🏆 受賞 リー・マーヴィン リチャード・バートン ローレンス・オリヴィエ ロッド・スタイガー オスカー・ウェルナー | |
| 1964 | 🏆 受賞 レックス・ハリソン リチャード・バートン ピーター・オトゥール アンソニー・クイン ピーター・セラーズ | |
| 1963 | 🏆 受賞 シドニー・ポワチエ アルバート・フィニー リチャード・ハリス レックス・ハリソン ポール・ニューマン | |
| 1962 | 🏆 受賞 グレゴリー・ペック バート・ランカスター ジャック・レモン マルチェロ・マストロヤンニ ピーター・オトゥール | |
| 1961 | 🏆 受賞 マクシミリアン・シェル シャルル・ボワイエ ポール・ニューマン スペンサー・トレイシー スチュアート・ホイットマン | |
| 1960 | 🏆 受賞 バート・ランカスター トレヴァー・ハワード ジャック・レモン ローレンス・オリヴィエ スペンサー・トレイシー |
🎬 1950年代 テレビ時代の到来と“銀幕スター”の円熟
1950年代はテレビの普及で映画が“危機”と言われた時代。一方で映画はより豪華に、より心理的に深く進化し、 カーク・ダグラス、ゲイリー・クーパー、ユル・ブリンナー、アレック・ギネスなど
“銀幕スター”が円熟期を迎えました。
社会派ドラマと歴史スペクタクルが並び立つ、非常に多様な時代でもあります。
| 年 | 受賞者・ノミネート俳優 | 作品名 |
|---|---|---|
| 1959 | 🏆チャールトン・ヘストン ローレンス・ハーヴェイ ジャック・レモン ポール・ムニ ジェームズ・ステュアート | |
| 1958 | 🏆デヴィッド・ニーヴン トニー・カーティス ポール・ニューマン シドニー・ポワチエ スペンサー・トレイシー | |
| 1957 | 🏆アレック・ギネス マーロン・ブランド アンソニー・クイン チャールズ・ローートン アンソニー・パーキンス | |
| 1956 | 🏆ユル・ブリンナー ジェームズ・ディーン(遺作) カーク・ダグラス ローレンス・オリヴィエ ジョン・ウェイン | |
| 1955 | 🏆アーネスト・ボーグナイン ジェームズ・カグニー ジェームズ・ディーン フランク・シナトラ スペンサー・トレイシー | |
| 1954 | 🏆マーロン・ブランド ハンフリー・ボガート ビング・クロスビー ジェームズ・メイソン ダン・オハーリヒー | |
| 1953 | 🏆ウィリアム・ホールデン マーロン・ブランド モンゴメリー・クリフト リチャード・バートン バート・ランカスター | |
| 1952 | 🏆ゲイリー・クーパー マーロン・ブランド カーク・ダグラス ホセ・フェラー アレック・ギネス | |
| 1951 | 🏆ホセ・フェラー モンゴメリー・クリフト アーサー・ケネディ フレドリック・マーチ スペンサー・トレイシー | |
| 1950 | 🏆ホセ・フェラー ルイス・カルヘル ジェームズ・スチュアート スペンサー・トレイシー リチャード・ウィドマーク |
🎬 1940年代 戦時下ハリウッドと人間ドラマの深化
1940年代のアカデミー主演男優賞は、第二次世界大戦とその余波を強く反映したラインナップが特徴です。
『ヨーク軍曹』『オール・ザ・キングスメン』『我等の生涯の最良の年』など、戦争や政治、社会の傷跡を描く作品が多く、
同時に『フィラデルフィア物語』『ハムレット』のようなクラシックなドラマや喜劇も名演で彩られました。
スタジオ全盛期のスターたちが、戦争・良心・再出発というテーマを背負った時代と言えます。
| 年 | 受賞者・ノミネート俳優 | 作品名 |
|---|---|---|
| 1949 | 🏆 受賞ブロデリック・クロフォード カーク・ダグラス グレゴリー・ペック リチャード・トッド ジョン・ウェイン | |
| 1948 | 🏆 受賞ローレンス・オリヴィエ リュー・エアーズ モンゴメリー・クリフト ダン・デイリー クリフトン・ウェッブ | |
| 1947 | 🏆 受賞ロナルド・コールマン フレッド・マクマレイ ジョン・ガーフィールド グレゴリー・ペック ウィリアム・パウエル | |
| 1946 | 🏆 受賞フレドリック・マーチ ローレンス・オリヴィエ ラリー・パークス グレゴリー・ペック ジェームズ・ステュアート | |
| 1945 | 🏆 受賞レイ・ミランド ビング・クロスビー ジェームズ・ダン ジーン・ケリー グレゴリー・ペック | |
| 1944 | 🏆 受賞ビング・クロスビー シャルル・ボワイエ バリー・フィッツジェラルド ケーリー・グラント アレクサンダー・ノックス | |
| 1943 | 🏆 受賞ポール・ルーカス ハンフリー・ボガート ゲイリー・クーパー ウォルター・ピジョン ミッキー・ルーニー | |
| 1942 | 🏆 受賞ジェームズ・キャグニー ロナルド・コールマン ゲイリー・クーパー ウォルター・ピジョン モンティ・ウーリー | |
| 1941 | 🏆 受賞ゲイリー・クーパー ケーリー・グラント ウォルター・ヒューストン ロバート・モンゴメリー オーソン・ウェルズ | |
| 1940 | 🏆 受賞ジェームズ・ステュアート チャールズ・チャップリン ヘンリー・フォンダ レイモンド・マッセイ ローレンス・オリヴィエ |
🎬1930年代 スター俳優とハリウッド黄金期の幕開け
1930年代は、ハリウッドの黄金期が本格的にスタートした年代。
トーキー映画が完全に定着し、クラーク・ゲーブル、チャールズ・ロートン、
スペンサー・トレイシー、ポール・ムニなど、スター俳優が世界的人気を獲得します。
主演男優賞は、社会派・歴史劇・人間ドラマが中心となり、映画産業の進化を象徴するラインナップでした。
| 年 | 俳優 | 作品名 |
|---|---|---|
| 1939 | 🏆 受賞ロバート・ドーナット クラーク・ゲーブル ローレンス・オリヴィエ ミッキー・ルーニー ジェームズ・ステュアート | |
| 1938 | 🏆スペンサー・トレイシー シャルル・ボワイエ ジェームズ・キャグニー ロバート・モンゴメリー ミッキー・ルーニー | |
| 1937 | 🏆スペンサー・トレイシー チャールズ・ボワイエ フレデリック・マーチ ロバート・モンゴメリー ポール・ムニ | |
| 1936 | 🏆ポール・ムニ ゲーリー・クーパー ウォルター・ヒューストン ウィリアム・パウエル スペンサー・トレイシー | |
| 1935 | 🏆ヴィクター・マクラグレン クラーク・ゲーブル チャールズ・ラウトン フレデリック・マーチ ポール・ムニ | |
| 1934 | 🏆クラーク・ゲーブル ウィリアム・パウエル フレデリック・マーチ | |
| 1932/33(第6回) | 🏆チャールズ・ロートン レスリー・ハワード ポール・ムニ | |
| 1931/32(第5回) | 🏆ウォーレス・ビアリー 🏆フレデリック・マーチ アルフレッド・ラント | |
| 1930/31(第4回) | 🏆ライオネル・バリモア ジャッキー・クーパー リチャード・ディックス |
🎬 1920年代 サイレントからトーキーへ、映画賞が生まれた時代
1920年代のアカデミー主演男優賞は、まだ第1回・第2回のみという草創期。
サイレント映画からトーキーへと移り変わるなかで、エミール・ヤニングスやワーナー・バクスターらが
重厚なドラマや西部劇でスクリーンを支配しました。
初期オスカーならではの特徴として、同じ俳優が複数作品でまとめて評価されるなど、現在とは少し違うルールも見られます。
| 年 | 受賞者・ノミネート俳優 | 作品名 |
|---|---|---|
| 1928/29年(第2回) | 🏆 受賞ワーナー・バクスター ジョージ・バンクロフト チェスター・モリス ポール・ムニ ルイス・ストーン | |
| 1927/28年(第1回) | 🏆 受賞エミール・ヤニングス リチャード・バーセルメス |


