「保険」と聞くと、多くの人が思い浮かべるのは「生命保険」や「医療保険」、もしくは「自動車保険」などのメジャーどころ。でも、実は世の中には「え？そんな保険あるの？」と思わず二度見してしまうような、超マイナーな保険もたくさん存在します。
この記事では、そんな“ニッチすぎる保険”をいくつか紹介しつつ、「誰が必要としているのか？」を現実的に掘り下げてみます。もしかしたら、あなたにもピッタリの隠れた保険が見つかるかもしれません✨
🎭 1. 演奏家向け「楽器保険」
どんな保険？
プロ・アマ問わず、楽器を大切に扱う人のための保険。高額なバイオリンやサックスなどが盗難・火災・破損などのトラブルに遭ったときに補償してくれる。
どんな人が必要？
- 音大生や音楽教師
- ストリートミュージシャン（路上演奏で破損のリスクあり）
- 海外演奏ツアーが多いプロ演奏家
わかりやすい例え🎻
楽器は演奏家にとっての「商売道具」であり「相棒」。飲食店の厨房機器が壊れたら営業できないのと同じで、楽器が壊れたら命取りです。
🐶 2. ペット用「がん保険」
どんな保険？
犬や猫ががんと診断されたときに治療費をサポートする保険。人間と同じく、ペットのがん治療費も高額化しており、手術＋抗がん剤で30万円以上かかることも。
どんな人が必要？
- 高齢ペットを飼っている人
- ペットは家族同然！という人
- 最期まで治療を諦めたくないと考える人
わかりやすい例え🐾
ペットは家族。家族が病気になったときに「お金が理由で治療を諦める」なんて、心が痛すぎますよね…。
☔ 3. お天気保険（イベント中止保険）
どんな保険？
屋外イベントが雨などで中止になったときに、キャンセル費用や損失をカバーしてくれる保険。個人でも加入可能な商品も登場しています。
どんな人が必要？
- 結婚式を屋外で計画しているカップル
- フリーマーケット・キッチンカー出店者
- 同人イベントなどを自主開催している人
わかりやすい例え🌧️
晴れると信じて準備してきた「一大イベント」。前日が台風接近で中止…お金も時間も水の泡。そんな悲劇に備える保険です。
🚴 4. 自転車事故での加害者保険（賠償責任特化型）
どんな保険？
自転車で歩行者にぶつかってケガを負わせてしまった場合などに、損害賠償責任を補償する保険。数千万円規模の請求が来るケースも。
どんな人が必要？
- 通勤・通学で毎日自転車を使う人
- 子どもが自転車に乗る家庭
- スポーツバイクに乗る人
わかりやすい例え🚲
スマホを見ながら自転車を運転していて人にぶつかった結果、裁判で9000万円の賠償命令…そんなニュース、実際にあるんです。
💍 5. 結婚式中止保険（キャンセル保険）
どんな保険？
新郎新婦または親族の病気、自然災害、会場側の都合などで結婚式をやむなく中止した際に、費用の一部を補償してくれる保険。
どんな人が必要？
- コロナ後に結婚式を再計画しているカップル
- 遠方から親戚が集まる大規模な式を予定している人
- 豪雪地帯・台風の多い地域で挙式予定の人
わかりやすい例え💒
「一生に一度の舞台」が突然キャンセル。でも、前払い済の200万円は戻らない…そんなときに救世主となるのがこの保険です。
🐘 6. 海外旅行中の珍トラブル専用保険
どんな保険？
通常の海外旅行保険ではカバーしにくい「言葉の通じない場所での盗難・詐欺・監禁」「動物による負傷」「渡航先での強制隔離」など、特殊事例を想定した商品。
どんな人が必要？
- 秘境・未開地域への冒険旅行好き
- 一人旅が多いバックパッカー
- 政情不安定な国への出張者
わかりやすい例え🌍
「ゾウに突進されて骨折した」「現地でデモに巻き込まれて3日間ホテルから出られなかった」――そんなレアな事態も実際に発生しています。
🧠 7. SNS炎上保険（ネットトラブル補償）
どんな保険？
SNSでの発言や投稿が原因で炎上し、企業や個人から名誉棄損・損害賠償を請求された場合に、弁護士費用や賠償金を補償する保険。
どんな人が必要？
- インフルエンサーやYouTuber
- 会社経営者・自営業者（企業アカウント運用者）
- 匿名であっても強めの発信をしている人
わかりやすい例え🔥
“たった一言”がSNSで燃え広がる時代。気づけば裁判所から通知が届いて…そんなこと、明日は我が身です。
📝 まとめ：マイナーだけど必要な人には超必要
世の中には想像以上に多種多様な保険が存在していて、その多くは「ニッチだけど、ピンポイントで困っている人」にとっては“命綱”になり得ます。
保険は「みんなが入っているから安心」ではなく、「自分にとって必要かどうか」が最も大切な基準。今の自分の生活スタイルやリスクを見直して、「これは自分にとって必要かも？」というマイナー保険があれば、検討してみる価値は十分にあります。
